ナガスクジラの肉質PR 商業捕鯨、48年ぶり流通へ
商業捕鯨を行う共同船舶(東京)は13日、ナガスクジラの肉質の良さをPRしようと、回転ずし店や鮮魚店の仕入れ担当者などを集めた商談会を豊洲市場(東京都江東区)で開いた。7月末に商業捕鯨の対象に追加されたばかりで、本格的に流通するのは48年ぶり。スーパーなどでの店頭価格は100グラムで500円前後を想定している。 会場には500人以上の関係者が訪れ、試食用の刺し身に「やわらかくて甘い」などと感想を言い合ったり、赤肉や尾の身といった部位ごとの説明を熱心に聞いたりしていた。 共同船舶によると、ナガスクジラの商業捕鯨は1976年に中止となったが、今年7月末に再び対象に追加された。