イスラエル軍、「フーシ派」支配の国際空港など空爆…ネタニヤフ首相「テロ組織を根絶やしに」
イスラエルのネタニヤフ首相はイスラエル軍が26日、イエメンの武装組織「フーシ派」が支配する国際空港などに空爆を行ったことを受けて「テロ組織を根絶やしにする」と述べ、今後も攻撃を続ける考えを強調しました。 イスラエル軍は26日、イエメンの首都サヌアにある国際空港や複数の軍事施設に空爆を行い、ロイター通信によりますと少なくとも6人が死亡しました。 地元メディアによりますとイスラエル軍はフーシ派がこれらの施設を「イランから武器を移送したり、 イラン高官が迎えるのに利用する」拠点だったとして攻撃の正当性を主張しました。また空爆はネタニヤフ首相が承認したとしています。 ネタニヤフ首相はこの攻撃を受けて「我々は、イランの悪の枢軸であるテロ組織を根絶やしにする決意だ。 任務を完遂するまで粘り強く取り組む」と述べ、攻撃を続行する意思を強調しました。イスラエルに対してはフーシ派からの攻撃も相次いでいて攻撃の応酬がさらに続きそうです。