「ギャンブル代ほしさに」郵便局で釣り銭用の現金など27万円横領 男性社員を懲戒解雇 兵庫・多可町
兵庫県多可町の郵便局で約3ヵ月にわたり、釣り銭用の現金など合わせて約27万円を横領したとして、日本郵政は30代の男性社員を懲戒解雇しました。 日本郵政によりますと多可町の杉原谷郵便局で配達を担当をしていた30代の男性社員は、6月から9月までの間に配達物の代引きで使用する釣り銭用の現金など計約27万円を横領したということです。 9月、社内で現金の取り扱いをモニタリングしていたところ、釣り銭用の現金に不審な点が確認されたことから男性社員の横領が発覚しました。 男性社員は現金を横領した後、親族に借りるなどして釣り銭が元の金額になるよう補填していたということです。 男性社員は、日本郵政の聞き取りに対し「ギャンブル代ほしさに横領した」と横領を認めています。 日本郵政は26日付けで男性を懲戒解雇処分にしていて「弊社の社員がこのような事件を起こし、誠に申し訳ありません。再発防止策を講じるとともに、コンプライアンス指導の徹底に努めてまいります」とコメントしています。
ABCテレビ