ジェイテクトと豊田合成の製品 トヨタの水素タンクに採用
ジェイテクトと豊田合成は17日、トヨタ自動車が開発した、持ち運びできる「ポータブル水素カートリッジ」にそれぞれ製品が採用されたと発表した。ジェイテクトはタンク内の水素を燃料電池に供給するバルブが、豊田合成は高圧水素タンクが採用された。 ジェイテクトの「カートリッジバルブ」は、高圧水素が貯蔵されているタンクに装着し、高圧水素を燃料電池に供給する製品。水素を外部に漏らさない安全性に加え、ワンタッチで着脱が可能な高い操作性を両立した。 ジェイテクトは2002年から高圧水素事業に着手しており、トヨタの燃料電池車「MIRAI」向けにも、バルブを生産している。 また水素カートリッジ内部に使用されている高圧水素タンクは、MIRAI向けにトヨタと豊田合成が開発した水素貯蔵技術が応用されている。