70年以上前のアルファロメオ、中国初開催の「ミッレミリア」制覇…4日間で約1000km走破
アルファロメオは、中国で初開催された「ミッレミリアエクスペリエンス」において、優勝を果たしたと発表した。 中国初開催の「ミッレミリア」を制覇したアルファロメオ
約1000kmにわたる過酷な4日間のレースの末、アルファロメオのチームが「トリビュートチーム」として最終ゴールを最初に通過し、大きなアドバンテージを持って勝利を収めた。優勝車はアルファロメオ『フレッチャドーロ6C 2500スポーツ』で、ウンベルト・ガローニとアルバート・ウェッツがドライブした。
この勝利は、2024年6月にイタリアで行われた歴史的再現レースでのヴィラ・トラスクアチームの1929年製アルファロメオ『6C 1750スーパー・スポーツ』による勝利に続くもの。これにより、アルファロメオの歴史的な車両がこの種のイベントでの圧倒的な優位性を再確認し、ブランドが世界で最も象徴的なヴィンテージカー競技「ミッレミリア」と長く結びついていることを称賛した。
1927年から1957年まで、ミッレミリアはスピードレースだったが、1982年からはかつて競技に参加したモデルや同時期に生産された車両に限定されたレギュラリティレースとなった。1928年の第2回大会では、アルファロメオが個人とチームのランキングで勝利し、出場した全車が完走した。
特に、ジュゼッペ・カンパリとジュリオ・ランポーニがドライブした『6C 1500スーパー・スポーツ』は、革命的な機械構造で注目を集め、アルファロメオの11回の勝利のうち7回連続での勝利を達成した。これにより、アルファロメオとミッレミリアの間に切っても切れない絆が築かれたという。
レスポンス 森脇稔