土佐商会と東京の浮世絵工房が制作 浮世絵『龍馬が見た景色 桂浜』高知県に寄贈 15日まで県庁正面玄関に展示後、坂本龍馬記念館で展示へ
テレビ高知
桂浜にいる坂本龍馬を描いた浮世絵が新たに完成し、高知県に寄贈されました。今後、坂本龍馬記念館で展示される予定です。 【写真を見る】土佐商会と東京の浮世絵工房が制作 浮世絵『龍馬が見た景色 桂浜』高知県に寄贈 15日まで県庁正面玄関に展示後、坂本龍馬記念館で展示へ 高知県に寄贈された浮世絵は「龍馬が見た景色桂浜」です。 寄贈したのは龍馬を通じて地域振興に取り組む土佐商会と東京の浮世絵工房、版三(はんぞう)で、両者は2025年、龍馬が生誕190年を迎えることを記念して、江戸時代の浮世絵の名作、東海道五十三次に龍馬が写り込んだ浮世絵を制作しています。 今回寄贈された桂浜の浮世絵は東海道五十三次とは別に作られたスピンオフ作品になります。「龍馬が見た景色桂浜」には桂浜と太平洋を眺める、龍馬と姉・乙女が描かれていて、龍馬よりも乙女を大きく描くことで乙女の気概を表現したということです。 坂本龍馬の兄、権平(ごんぺい)の子孫で土佐商会のエグゼクティブアドバイザーも務める坂本匡弘(さかもと・まさひろ)さんは、今後の作品で実際には会ったことがない龍馬と徳川慶喜を水戸の偕楽園(かいらくえん)で共演させるなど、「ロマンある浮世絵を作っていきたい」と話していました。 (坂本匡弘さん) 「最近、浮世絵というのは非常に人気でもありますし、(坂本龍馬生誕)190年に向けて浮世絵をたくさん見ていただいて、親しんでもらって、この浮世絵というものを全体的に見てもらえたらいいかなと」 寄贈された浮世絵は15日まで県庁の正面玄関に飾られ、今後、坂本龍馬記念館でも展示する予定です。
テレビ高知
【関連記事】
- “天国へのパスポート”になってしまった遺影 「迎えに行った娘の亡骸は冷たく…」修学旅行生ら28人が犠牲になった「上海列車事故」から36年
- 『娘の遺体は見ない方がいい』と言われた母は「会います」と答えた…被害者遺族の“生き方”と“願い”
- 母の手を振り払って“防空壕”から逃げた、8歳の少年 残った母と妹は、遺体となって河原に並んだ…400人以上が犠牲の“高知大空襲”から79年 87歳の男性が語るあの夜の出来事
- 全国で焼肉に1番お金をかけているのはなんと高知市!カツオだけかと思いきや…でもどうやって分かるの?「家計調査」ってなに?仕組みを徹底解説
- “特捜戦隊デカレンジャー”デカブレイク役を襲った病、そしてデカピンクとの結婚と移住…放送から20年、6人の戦士が新作映画で再び集結