『チャーリーズ・エンジェル』から20年、デミ・ムーアとキャメロン・ディアスが再会!40年前の性差別批判にも言及
この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。 2003年公開の映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』で共演したふたりの女優が、11月19日にビバリーヒルズで開催されたイベント「ウーマン・イン・ハリウッド2024」で再会した。 【動画】「ウーマン・イン・ハリウッド2024」で演説するデミ・ムーア チャーリーズ・エンジェルがついに再集結。11月19日、アメリカ版雑誌「ELLE」が年次イベント「ウーマン・イン・ハリウッド2024」を開催した。ビバリーヒルズのフォーシーズンズホテルで行われたこのイベントには、2024年に映画界で活躍した女性たちを称えるため、アメリカ映画界で活躍する大物女優たちが集結した。今年は、ジャック・オーディアール監督の『Emilia Pérez(原題)』での演技が評価され、セレーナ・ゴメス、ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコンが受賞者の一部として名を連ねた。
エンジェルたちの再会
さらに、ジュリアン・ムーア、ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナン、マイキー・マディソン、ダニエル・デッドワイラー、シンシア・エリヴォ、そしてデミ・ムーアも注目を浴びた。デミ・ムーアは11月6日公開の映画『The Substance(原題)』での演技が評価され、久々にかつて共演した女優たちと再会した。その中には、2003年公開の『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』で共演したキャメロン・ディアスもいた。ふたりは抱き合い、満面の笑顔で写真撮影に応じた。 このシリーズ第2作では、ディラン(ドリュー・バリモア)、ナタリー(キャメロン・ディアス)、アレックス(ルーシー・リュー)の美しくてタフなスパイトリオが活躍する。デミ・ムーアは、敵役のマディソン・リー役を演じ、チャーリーズ・エンジェルの3人と迫力ある戦闘シーンを繰り広げた。
若すぎた、または年を取り過ぎていた
この映画で、40歳のデミ・ムーアはビキニ姿で登場した。彼女は近頃、この映画が公開されたときに直面した性差別的な批判について口を開いた。「当時、40歳の女性像に自分が合っていないように感じていました。同年代の役を演じるには若すぎていて、恋愛映画で魅力的な役を演じるには年を取り過ぎていると感じていました。だから、自分の居場所がなく、まるでどこにも属さないような気分でした」と彼女はフランス5のテレビ番組「C à Vous」で説明した。しかし、現在62歳となったデミ・ムーアは、コラリー・フォルジャ監督の映画『The Substance』でスクリーン上での年齢差別を批判し、これに反撃した。 text: Camille Lamblaut (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi