飯舘村長への問責決議、全会一致で可決 副村長辞職巡り
飯舘村議会は7日の臨時会で、副村長が任期途中で辞職したのは杉岡誠村長に責任があるとして、杉岡村長に対する問責決議案を全会一致で可決した。議決を受け、杉岡村長は「全てにおいて真摯(しんし)かつ厳正に受け止め、誠意を持った自分の行動で対処したい」と述べた。 高橋祐一前副村長は「一身上の都合」を理由に昨年12月13日付で退任。問責決議案は、議長を除く議員9人の連名で提出した。 問責決議案では、杉岡村長に対して意思疎通の不足、村政への影響、説明責任の欠如ーの三つの問題点があったと指摘。その上で、全職員と合意できる職場環境づくりや再発防止に向けた行動の改善、議会、村民の信頼回復に向けた具体的な行動を求めた。
副村長に中川氏
飯舘村議会は7日、空席となっていた副村長に元村復興対策課長の中川喜昭氏(66)を選任する人事案に同意した。任期は8日から4年。 中川氏は飯舘村出身。川俣高卒。1978年4月に村職員に採用され、2019年3月末で退職した。
福島民友新聞