漂着ボートの男性死亡 広島海上保安部が当て逃げ事件として捜査
山口県周防大島町津長鼻の砂浜で10月下旬、漂着したプレジャーボートの男性が死亡し、広島海上保安部は1日、ボートに他の船に衝突された痕跡が見つかったと発表した。同保安部は衝突した船が当て逃げしたとみて捜査している。 同本部によると、ボートに乗っていたのは兵庫県姫路市の70代男性。10月27日午後2時40分ごろ、船内で倒れているのを住民が見つけ、110番した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。目立った外傷はなく、他の船との衝突との因果関係は不明という。ボートは左舷船尾が欠けるなどし、逃走船のものとみられる塗料が付着していたという。
中国新聞社