トランプ氏、コメディアンのプエルトリコ差別発言で“火消し”
日テレNEWS NNN
アメリカ大統領選挙が来週に迫る中、トランプ前大統領は、集会でのコメディアンの差別的発言を受け火消しに追われています。 【マップ】米大統領選2024 激戦州のハリスVSトランプ 支持率の推移 トランプ前大統領は29日、プエルトリコ系の住民を多く抱える、ペンシルベニア州アレンタウンで集会を開きました。トランプ氏の集会が行われる会場周辺では、プエルトリコの旗を持った人たちが抗議活動を行っています。 27日、ニューヨークで行われたトランプ氏の集会で、コメディアンが「プエルトリコはごみの島」と差別的な発言をし、波紋が広がっています。 プエルトリコ系有権者 「(発言は)狂気じみていた。今もショックです」 「トランプ氏が票を失うことになると思います。間違いなく」 「彼は悪かったが許します。トランプ氏を支持し続けます」 トランプ氏は、差別発言の火消しに追われています。 アメリカ トランプ前大統領 「ラテン系、プエルトリコ系のコミュニティーをこれほど愛しているのは私以外にいません。私は歴代の大統領の誰よりもプエルトリコのために尽くしてきました」 激戦州のペンシルベニア州では、中南米系の有権者の約半数がプエルトリコ系で、選挙戦に影響を与える可能性が注目されています。