ソフトバンク有原航平「しっかり確認して」エスコンフィールド北海道で初登板 前週は今季初黒星を喫した古巣封じのテーマは
ソフトバンクの有原航平投手(31)が15日、初回無失点をテーマに掲げた。16日の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)で先発。開幕から2戦連続で初回に失点しており「初回はしっかりゼロで抑えられるように意識する」と誓った。 ■「少し寂しそう」古巣相手に大暴れ山川の試合後姿【写真】 古巣とは2週連続の対戦。前回9日は初回の4失点が響き、2回以降の6イニングを無失点に封じながら今季初黒星を喫した。「振ってくる打者に真ん中付近にいくと前回のような結果になる。コース、低さに気をつけて、振ってきてもファウルが取れるように」と力を込めた。 昨年開場した古巣の本拠地では初登板。「昨年も球場には行った。しっかり(マウンドの)確認をして投げたい。やることは変わらないので、意識せずにやっていく」。15日は札幌市内での投手練習で最終調整した。 チームは対戦を一巡して10勝4敗と絶好のスタートを切った。有原の今季失点は初回のみで、昨季も17試合中8試合で失点した初回をゼロで乗り切れば、勝利の可能性は大きくアップする。立ち上がりの課題をクリアして、勝ち進んでいくだけだ。(小畑大悟)
西日本新聞社