石田純一が生前葬イベントで「人は生きてきたようにしか死ねない」、妻の理子さんは「生涯の反面教師」と弔辞
そして自らの終活について「お世話になった方々へのご挨拶やお礼。そして、子どもたちや親戚や、次世代の若い人たちにもいろいろなことを伝えていければいいなと思っています。もちろん周りにいっぱい迷惑をかけてきたかもしれませんが、最期にあたってはあまり負担にならないように、あまり煩わしいことを残さないように、もめたりしないように、丸く収まっていくような、そういう言葉や公正証書、遺言状といったものを残していったり、いろいろなものを片づけていったり。それは荷物だけじゃないかもしれない、人間関係もあるかもしれない。でもなるべくフラットにもめずにいくようにしたい」と周囲への配慮と同時に「自分の中でも足りていないもの、修正したいものをはっきりさせて、明確にして、生きていく意欲、目的、やりたかったこと、やるべきだったこと、やるべきことを明確にして、前向きに最後の何年か分かりませんが進んでいけるというふうには思っています」と自分に対する終活のメリットを語った。 最後は「一人ひとり全員に歴史があり、生きてきた証がある。死というのは、生きてきたようにしか死ねないと僕は思っている。だから十分、存分に生きたという証を最後に示すのが死だと思っている。まだまだそこには到達できないかもしれない。グランドフィナーレ、エンディングはどうなるのかは自分でも予測することはできないが、しばらくの間、皆さんとともにわずかながらでも楽しい時間や思い出を作っていければなと思っています」と締めくくった。