自主規制で売掛金撤廃へ、新宿区 歌舞伎町ホストクラブと連絡会
悪質なホストクラブに通う女性が支払い資金捻出のため売春などをする問題を受け、国内有数の歓楽街、歌舞伎町のある東京都新宿区は5日、ホストクラブ経営者らとの連絡会を開いた。経営者側は、ホストらが飲食代を肩代わりして客に後払いさせる「売り掛け」を自主規制で段階的に減らし、来年4月以降は撤廃すると明らかにした。 連絡会にはホストクラブを運営する約40グループのうち13の経営者らのほか、区や都の担当者が出席。区長らによると、近く18グループで業界団体を設立し、売掛金の撤廃に向けた取り組みを進める。既に発生している売掛金については客側と話し合い、状況に応じ区の法律相談窓口を活用する。