警察は消防用ホースのノズル1本を盗んだ疑いで村上市の無職の男を逮捕しました。男の車からはさらにあるモノが見つかっていたことが分かりました。 （リポート） 「聖籠町の蓮野ICをすぐ降りたすぐのところに設置されているこちらの消火用ホースの格納庫開けてみると、入っていたはずのノズルがありません」 警察はこのノズルを盗んだ疑いで村上市勝木の無職・加藤尚斗容疑者（29）を逮捕しました。 その後の捜査で男の車から出てきたものは… 盗まれたノズルと合わせてその数15本！ ノズルは、消防用ホースの先端に付け、水を噴射するために使うものです。 ノズルがないため水を噴射できず、初期消火に影響が出てしまう可能性があるというのです。 聖籠町ではことし2月から4月中旬にかけてノズル約70本が盗まれる被害が確認されています。 調べに対し、ノズル1本の逮捕容疑を認めているという加藤容疑者。 ノズルは真ちゅう製で1本時価総額約2万円。警察は売りさばく目的で犯行におよんだとみていて、さらに、ほかの窃盗被害との関連も調べています。