「一人一人のドライバーが余裕を持った運転を」3年9か月ぶりの『交通死亡事故多発警報』受け 速度違反の緊急取り締まり=静岡県警
静岡放送
警察は11月11日朝、学校の通学路で速度違反の緊急取り締まりを行いました。静岡県内では交通死亡事故が相次いでいて、死者数は2023年の同じ時期と比べて6人上回っています。 【写真を見る】「一人一人のドライバーが余裕を持った運転を」3年9か月ぶりの『交通死亡事故多発警報』受け 速度違反の緊急取り締まり=静岡県警 11月11日の朝、小中学生が通う道路で行われた速度違反の緊急取り締まり。現場に設置した装置は通過する車の速度違反を検知した場合、違反者をすかさず撮影することができます。今回の取り締まりは、3年9か月ぶりに「交通死亡事故多発警報」が県内に発令されたことを受け行われました。 2024年に入り、県内の交通事故死者数は11月10日までに66人と、2023年の同じ時期と比べて6人上回っています。 特に10月31日からの1週間では、6件の死亡事故が発生しています。 <静岡中央署交通課 後藤翼巡査部長> 「一人一人のドライバーの方が余裕を持った運転を心がけていただくような形で取り組みをしていきたい」 警察は通学路の近くや見通しの悪い場所では制限速度にかかわらず減速の徹底を呼びかけていくとしています。 静岡県警発表(11月10日現在)(前年比) ・全人身事故件数1万4788件(-967) ・死者66人(+6) ・負傷者1万8645人(-1313)
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