横原悠毅「IMP.をなめるなよ」 苦楽を共にしてきた7人が見据える2025年のIMP.
2025年1月から初めての全国ツアーに臨むIMP.。2024年を振り返りながら7人の強みと絆を語った。AERA 2024年12月16日号より。 【写真】蜷川実花が撮った!AERAの表紙を飾ったIMP.はこちら * * * ――さまざまな挑戦をした2024年。どんなところにメンバーの成長を感じるのだろうか。 横原:レコーディングのボーカル録りを一人ずつやっているのですが、自分より前に録っていたメンバーの歌が音源に入っていることがあって、「みんな歌上手くなったな。俺も頑張ろう」と思います。がちゃん(鈴木)とばっきー(椿)がラップを担当することが多くて、ばっきーは昔からラップをやっていて、ヒップホップ好きの俺からしても「ばっきーのラップめちゃくちゃかっこいいな」って思うんです。でもがちゃんはIMP.になってからどんどんラップパートが増えていったのに、既にがちゃんにしかできないラップをやっている。かっこいいです。 ■怖気づくことなく挑戦 鈴木:ありがとう。デビュー曲の「CRUISIN’」はそこまでゴリゴリのラップじゃなかったこともあって「ラップパートをやってみない?」と提案していただいてやることになりました。元々「自分にしかできないことって何だろう?」と考え続けていたので、今はラップをもっと伸ばしていきたいと思っています。 椿:僕とがちゃんはラップでハモる機会が多いんですが、がちゃんは低音でしっかり支えてくれる。がちゃんの声は7人の中だと一番目立つと思うんですが、がちゃんがラップをやることでグループの良い味になってる。今では面白い声でラップをしたり、怖気づくことなくいろいろな挑戦をしているなと思っています。 ――ダンス&ボーカルグループ戦国時代と言われて久しい。IMP.のデビュー後初のライブはいくつものダンス&ボーカルグループが出演する「D.U.N.K.Showcase」だった。 影山:他の事務所のアーティストさんと一緒にパフォーマンスをしたのは初めてでした。間近でBE:FIRSTさんや&TEAMさん、ATEEZさんといったグループのパフォーマンスを見て、動画で見ていた時とは違う迫力を感じると同時に、「自分たちはもっと歌とダンスを磨いていかないといけないな」と思いました。