嫌がられない有休取得の言い方「取らせてください」はNG。ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
例えばゴールデンウィークの場合は…
’22年のお盆のときは祝日と土日の合間に平日がありましたが、直前になって「その平日は休ませてください」と伝えたら、上司の心証も悪くなりますよね。だったら前もって伝えておけばいいのです。 例えば、’25年のゴールデンウィークの場合、祝日と祝日に挟まれた4月30日から5月2日が平日なので、「来年の4月30日、5月1日2日は有休を取ります」と言い続ければ、部署内の人は「聞いてないよ」とは言えない空気になります。 しかも1年も前から休むことを予告しているので、作業を肩代わりする人が見つからなかったとしても、「それは管理職の不手際だよね……」と、上司の責任が明確になります。
「有休とって何するの?」と聞かれたら…
ちなみに法律的には、有休を取るときに理由を伝える必要はありません。なので「そんなに前もって有休とって何するの?」と聞かれても、「今から決めます!」とか言っておけば大丈夫です。 1年後だと遠すぎるなら、仕事の支障がなさそうな半年後とかでやってみるのもいいです。ということで、有休を気楽に取得するためにも、今から年末の有休宣言をしておくのがいいと思いますよ。 構成/杉原光徳(ミドルマン) ―[賢い人が自然とやっているズルい言いまわし]― 【ひろゆき】 西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
日刊SPA!