【本島純政】『仮面ライダーガッチャード』主演&連ドラ出演で話題の19歳!
2023年3月に芸能事務所に所属し、俳優デビュー。同年9月から1年間放送された『仮面ライダーガッチャード』では主人公を演じ、今年11月から放送される連続ドラマの主演も決定している本島純政さん。ファースト写真集の発売を控えた、今の気持ちに迫ります! 【本島純政】ファースト写真集の出来栄えは?
写真集の撮影を通して
自分でも気がつかなかった 素顔を知ることができた ――今回のファースト写真集では、事務所所属発表の直前・2023年2月から約1年半にわたる期間の写真が撮影順にレイアウトされていますが、制作はどのように進められたのでしょうか? 約1年半の間に5回撮影をしましたが、最初と2回目の撮影は、写真集発売が決定する前に撮られたもの。どういうこと!?と思われるかもしれませんが、最初に撮影された2023年2月や、2度目の7月のカットは、仕事のクライアントさんなどにお見せする“作品”として撮っていただいていたんです。最初の撮影日なんて、まだ事務所所属を公に発表していなかった頃。会社のビルの周辺で、朝6時くらいに撮影したのですが……顔がかなり幼いですね(笑)。 1度目と2度目の間に『仮面ライダー』がクランクインし、2度目の撮影日は初めて雑誌の取材を受けたあと、1度目と同じフォトグラファーさんに作品用に撮ってもらいました。その時、マネージャーさんが初回の撮影との表情の違いに驚いたようで。後から知ったのですが、この頃から密かに『一冊の書籍にできたらおもしろいのではないか』と考えていたようです!
――最初の撮影では少年のような初々しい表情、2度目は目力の強さが印象的ですね!
一冊まるごと撮影してくださったフォトグラファーの増田彩来さんの空気感の作り方が僕の性格に合っていて、取り繕うことなくいられました。最初の撮影では『これから俳優としてどういった自分でいたいかをイメージしてみて』と指示をくださったので、『どんな役でもいい、役者として仕事を摑み取りたい!』と、自分を鼓舞しながらカメラを見つめました。1年半後である今年8月の最後の撮影は、『仮面ライダー』がクランクアップした直後。ひとつの作品を終えた達成感に満ち溢れていましたが、この時はまだ次の作品への出演が決まっておらず、同時に今後の不安にも襲われていました。 フォトグラファーさんから最初の撮影時と同じように『この先、どんな自分でいたい?』と投げかけられても、言葉にできないさまざまな気持ちが混ざり、気がついたら涙が流れていました。自分でも意外な涙でしたね。表紙は、その日の一枚。目にするたびにあの時の情緒不安定な感覚が蘇りますが(笑)、10年、20年と、僕が長く役者を続けられていたら、何度見返しても初心に返れるだろうと思いセレクトしました。