一筋じゃないのに!? クラブの“象徴”となった名手(10)無名→日本代表! マリノスの神DFと言えば?
下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている選手を紹介する。
DF:中澤佑二(元日本代表) 生年月日:1978年2月25日(46歳) 所属歴:東京ヴェルディ(1998~2001年)、横浜F・マリノス(2002~18年) 横浜F・マリノスのレジェンドであり、サッカー日本代表としても活躍した“ボンバー”。埼玉県の三郷工業技術高校卒業後、単身でブラジルにサッカー留学した経歴を持つ。アメリカFC(ブラジル)で経験を積み、その後ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に練習生として参加。その翌年にプロ契約を交わし、2001年まで東京ヴェルディでプレーした。 2002年に横浜F・マリノスに加入し、現役を引退するまで同クラブでプレー。日本代表不動のCBとして2006年のドイツ、2010年の南アフリカワールドカップに出場した。高校時代は無名だったが、日本代表にまで登り詰めた努力家だ。ボンバーヘッドの異名の通り、空中戦の強さは日本屈指で、DFながら日本代表では17ゴールを記録。2019年1月に現役引退を表明してからはサッカー解説者を務め、バラエティー番組でも活躍している。
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