秋の肌は血色感と透明感を意識して ナチュラルな薄メークで「今っぽい」仕上がりに 加藤智一 大人の身だしなみ塾
季節はすっかり秋めいてきました。メークも秋冬向けにシフトしていく頃でしょう。 ここ数シーズンは、血色感や透明感を意識したナチュラルな薄メークが流行(はや)っています。これまでのように、秋冬だからといって濃いめの色のアイシャドーや口紅を選んでしまうと〝老け見え〟してしまうことも。アイシャドーならば、秋をイメージさせるカーキやベージュといった色であっても透明感のあるものを使い、口元には血色感を演出する赤みリップを塗るといった組み合わせのほうが、「今っぽい」仕上がりになります。 トレンドカラーを取り入れるなら、秋冬らしいナチュラルブラウンに赤みをブレンドした「カシスブラウン」や、より軽やかな「ラベンダー」がイチオシ。目元やチークに使うと、ぐっと秋らしくなります。 また、汗をかかない季節になったので、眉用のカラーマスカラを使って眉に抜け感を作るのもおしゃれ。自然なあか抜け眉に仕上がるライトブラウンや、優しげな印象に整うレッドブラウンであれば、初心者でも失敗は少ないはずです。 秋冬用のニットを着るようになったら、メークも一緒に〝衣替え〟しましょう。(美容ジャーナリスト)