【直撃】セール初参戦で牝馬最高額を落札したのは何者なのか/ノーザンファームミックスセール
22日に開催されたノーザンファームミックスセール(0歳&繁殖牝馬)で「サロニカの2024」(牝、父モーリス)が牝馬で最高価格となる2億2000万円(税抜き)で落札された。 落札したのは、これが〝セール初参戦〟の小谷野宗靖氏(51)。この日は5000万円で「マドンの2024」、4200万円で「ミスティックジャーニーの2004」も落札し、3頭で3億1200万円のお買い上げとなった。 セールにすい星のごとく登場した同氏は、いったい何者なのか。 小谷野氏を直撃すると「武豊さんとは以前からお付き合いがあり、今回は武豊さんに(新規調教師の)秋山(真一郎)さんや田中勝春さんを紹介してもらいました。そのお三方の意見を聞きながら、最後は私が決めました。『行けるところまで行こう!』と思って競っていたらこの金額に…。誰と競っていたかは分かりませんでした」。 同氏はアスリートの育成やセカンドキャリア支援を手掛ける会社社長を務めており、父は元プロ野球選手、ロッテでサイクル安打を記録するなど活躍した得津高宏氏。馬主の認可は今年の7月16日に下りたそうだ。 馬主デビューは「来年の千葉のセリで2歳馬を買う予定。庭先のお話もありますし、来年のセレクトセールにも参加するつもりです」と2025年夏以降になる見込みだという。
東スポ競馬編集部