地域医療支えるJA新潟厚生連の経営危機、改善計画の影響を県が検証へ
新潟県内11病院を運営するJA新潟県厚生連の経営危機を受け、県厚生連が策定する経営改善計画が地域医療に及ぼす影響を新潟県が検証することが11月25日、県などへの取材で分かった。12月3日に開会する県議会12月定例会に、関連費用2000万円程度を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する見通し。 【画像】県立病院と厚生連病院の場所 厚生連病院は県立13病院と同様に、へき地などに立地し県内の地域医療を支えている。一方で2024年度には多額の赤字が見込まれ、改革を進めなければ25年度に運転資金が枯渇する危機に直面している。県に対し、財政支援や経営改善のサポートを求めている。