【一種のマタハラ？】義父母が「孫の顔が見たい」しか言わずストレスです。子どもを育てられるほど貯蓄がないことを分かってもらいたいのですが……。

義父母に「孫の顔が見たい」とよく言われるものの、子どもを育てられるほどの貯蓄がなく、産むのは難しいと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。子どもを育てるにはお金がかかるため金銭的な余裕がないと厳しいでしょう。 本記事では義父母が孫の顔を見たがる理由や、孫の顔を見たがる義父母への対処法などを解説します。

子育てにはお金がかかる

現在、子どもを育てるのに莫大な資金が必要になることが問題視されています。大学に通うのか、それぞれの学校を私立にするか公立にするかなどで大きく子育ての費用は変わってきますが、少なく見積もっても1000万円以上がかかることは確実でしょう。 現在は奨学金や授業料免除などの制度が発達してきているとはいえ、赤子から成人までにかかる莫大な費用を考えると、かなり効果が限られるといえます。

孫の顔を見たがる理由

義父母と顔を合わせるたびに「孫の顔が見たい」と言われることにストレスを感じている人もいるでしょう。義父母が孫の顔を見たいと言うのにはさまざまな理由が考えられます。 例えば、義父母の周りで孫の話が話題に挙がることが増え、話を聞くうちにうらやましさを感じるようになった可能性もあるでしょう。孫のかわいさをアピールされて悔しい気持ちになったのかもしれません。 また、自分たちの子どもが小さかった頃を思い出し、もう一度、同じ喜びを感じたいと思っているケースも考えられます。ほかにも、子孫を残したいと考えている人もいるでしょう。孫が産まれることで家系を途絶えさせる心配がなくなると思っている人もいます。 それ以外にも、自分が子育てをしていたときは余裕がなく、もう少しこうしてあげればよかった、などといった後悔の気持ちを持っている可能性もあるでしょう。自分の子育てをやり直すことはできませんが、孫ができたらその分、孫に愛情を注いで自分の後悔する気持ちを和らげたいと思っている人もいると考えられます。

孫の顔を見たがる義父母への対処法

義父母から孫の顔を見たいと言われ続けるとストレスを感じるなど、嫌悪感を抱く人もいるでしょう。中には子どもを産んでも養育費などを考えると貯蓄がなく、子どもを育てる余裕がない人もいるかもしれません。そのような場合における孫を期待している義父母への対処法としては、まず、正直に子どもを産まないと考えている理由を伝えてみるとよいです。金銭的な余裕がないのであれば、それを素直に伝えましょう。 孫の顔を見たいと言っている義父母は、お金の問題で子どもを持たない選択をしているとは考えておらず、悪気なく自分たちの希望を口に出しているだけの可能性もあります。 正直に理由を話すことで、納得して自分たちからは子どもについて口出ししなくなることが期待できるでしょう。直接言いにくい場合は、聞き流したり、嫌そうな雰囲気を醸し出したりするのも1つの方法といえます。 ただし、聞き流すだけでは毎回会うたびに同じことを言われる可能性が高く、根本的な解決にはなりにくいと考えられます。同じセリフを聞くことがストレスになっているのであれば、その気持ちも含めて、一度相手に直接伝えるのがよいでしょう。

正直に理由を伝えよう

子どもを持ちたくても金銭的な余裕がなくて難しいと考えている人も多くいるでしょう。また、子どもを持つか否かの選択について、義父母から口を出されることにストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。 そのような場合はまず、本記事で紹介したように正直に理由を伝えてみるとよいでしょう。理由が分かれば納得して口を出さなくなる可能性もあるため、一度、義父母に直接話してみましょう。 執筆者：FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー