下荒田の交通事故を詳しく解説 鹿児島市
鹿児島放送
夕方の多くの人が行き交う大通りでの事故。現場で何が起きたのか、当時の状況を整理します。 事故現場は、鹿児島市下荒田1丁目の病院やスーパーなどが点在する交差点で、鹿児島市電が通っていることもあって人や車の行き来が多い場所です。 事故を起こした乗用車は、高麗町方向から県道20号の交差点に進み、下荒田2丁目方向に向かうため右折。この時、横断歩道を渡っていた女性2人をはねました。うち1人は、衝撃で歩道まではね飛ばされたということです。 その後、乗用車は交差点を曲がり切れず、道路わきの植え込みを越えて、歩道にいた夫婦をはね、停車しました。 ●宮城リポート 「電車通り沿いの道を右折してきた乗用車は植栽を乗り越えて、歩道に乗り上げました。事故の影響でしょうか、もともとは据えられていたガードパイプが外れてしまっています」 発生から一夜明け、現場にはいまだ当時の痕跡が残され、事故の激しさを物語っています。現場近くを通る人からは、不安の声が聞かれました。 ■通行人 「いまきいれ病院にお薬をもらいに行ってる。それから鹿児島銀行にも。」 Q.人通り多いですか? 「多いですよ。人通りが多いですよ。」 「怖いですよ。危ないし。人通りが多いし」 事故を起こした車が通ったルートを実際に走ってみると、昼前の時間帯でも、大通りを渡る人や市電を降りた人が次々に横断歩道を行き来し、右折には減速の上で注意が必要な場所です。 警察によりますと、現場から事故を起こした乗用車のブレーキ痕などは確認されておらず、乗用車はスピードを落とさず交差点に進んだとみられています。