結婚を機に、正社員からパートへの切り替えを検討しています。メリットとデメリットを改めて教えてください。
正社員からパートに切り替えるデメリット
正社員からパートに切り替える働き方には、以下のようなデメリットがあります。 ・収入が減少する ・福利厚生の対象が少なくなる ・再就職が不利になる 正社員からパートに切り替えると、収入面での違いが大きく表れるでしょう。正社員は毎月の固定給にくわえてボーナスもありますが、パートの場合、ボーナスがでないケースの方が多いです。さらに、有給休暇の減少や住宅手当、役職手当などの福利厚生の対象にならないこともあります。 また、パートなどの時期が長くなると、もう一度正社員などで再就職する際に不利になる可能性も考えられます。仮に経験のある業界や職種でも、ブランクがマイナスになる可能性も否定できません。しかし、これまでの職歴やパートになった理由、再度正社員を目指した理由などに一貫性があれば、再就職も十分に可能です。
正社員からパートへ切り替えはメリットもあるが、状況によってはリスクもある
正社員からパートに切り替えた場合は、おもに年収の壁を意識した働き方になる可能性があります。家庭の状況によって意識すべき年収の壁が異なるため、家族と相談して働き方を決めることが重要です。 また、正社員からパートへ切り替えると、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができる点はメリットと考えられます。しかし、収入面や再就職などでリスクがともなう場合があります。雇用形態を切り替えた場合のメリット・デメリットも把握したうえで、ベストな働き方を検討しましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部