カピバラだって保湿したい!寒さ苦手でまったりゆず風呂 岐阜・各務原市、アクア・トト
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21日の冬至を前に、岐阜県各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで15日、カピバラ用のゆず風呂がお目見えした。温かな湯に漬かるカピバラのくつろぐ様子が来場者を楽しませている。 南米の温暖な水辺に生息するカピバラは寒さが苦手で、冬になると水に入る機会が減って肌が乾燥しやすくなることから、2017年から毎年ゆず風呂を設けている。 幅3・6メートル、高さ1・3メートルのプールに湯が張られ、飼育員が関市上之保産のユズ約300個を入れて用意。2頭の雌のカピバラが早速入り、ゆっくりと泳いだり、じっとしたりして堪能した。集まった来場者らは「かわいい」「ユズをかじった」と愛らしい姿を写真に収めていた。 ゆず風呂に入るカピバラは、21、22日の午後3時からも公開される。 (坂井萌香)
岐阜新聞社