浅野拓磨ボーフムがミラクル逆転残留!! デュッセルドルフは3点リード守れず…内野貴史PK失敗で昇格逃す
[5.27 昇降格PO第2戦 デュッセルドルフ 0-3(PK5-6) ボーフム] ブンデスリーガ昇降格プレーオフ第2戦が27日に行われ、ボーフム(1部)がデュッセルドルフ(2部)との激闘の末、残留を果たした。ボーフムのFW浅野拓磨は後半13分に途中出場。デュッセルドルフではスタメン出場のMF田中碧が後半30分までプレーし、ベンチスタートだったDF内野貴史が後半38分に途中投入された。 【写真】バルセロナが獲得を狙う元U-15日本代表の20歳 23日の第1戦はアウェーのデュッセルドルフが3-0で快勝。逆転を目指して敵地に乗り込んだボーフムは前半18分、FKからFWフィリップ・ホフマンのヘディングシュートで先制に成功した。 後半21分にもスローインの流れからホフマンがクロスを頭で押し込むと、4分後には相手のハンドで獲得したPKをMFケビン・シュテーガーが沈め、2戦合計3-3と同点に追い付く。 さらに後半27分、左サイドからのクロスに浅野がヘッドで合わせる。しかし、GKの好セーブで逆転には至らない。浅野は同44分にも味方の折り返しに飛び込む好機を迎えたが、惜しくも足が届かず、同点のまま後半が終了した。 そして延長戦でもスコアは動かず、勝負の行方はPK戦へ委ねられる。互いに1人ずつ失敗して迎えた4人目で浅野が決め、その後PK5-5で7人目へ。先攻ボーフムが成功すると、後攻デュッセルドルフのキッカーを担った内野が枠を外し、チームとして2019-20シーズン以来5年ぶりの昇格は叶わなかった。 ボーフムはブンデスリーガ最終節の大敗で昇降格プレーオフに回る16位に転落。プレーオフ第1戦でもデュッセルドルフに0-3の敗戦を喫し、窮地に陥ったが、奇跡的な展開で3シーズン連続の残留を決めた。