【ボートレース浜名湖】地元の大ベテラン高塚清一の調整力に期待
ボートレース浜名湖では29日から「BTS富士おやま9周年B級春選抜ニッカン・コム杯」が開幕する。当地の名物とも言えるオールB級の企画で、通常の一般戦より技量の差が小さい分、エンジンパワーがモノを言いそうだ。 【写真あり】出場選手の一覧はこちら エンジン抽選の結果、ドリーム組は軒並み低調機とのタッグとなった。辛うじて地元・星栄爾が前節の優出機を引いたものの、これも正味の足を問えば中堅程度。他には佐々木大河が中堅機をゲットしたくらいで、残る4名は早急な立て直しを求められそうだ。「ドリーム戦」1枠には高塚清一が座る。地元の大ベテランとして調整力の差を見せつけられるかがカギになる。 好エンジンをゲットしたのは菊池峰晴だ。59号機は前節の中辻崇人が仕上げたエンジンで、伸びを中心に出足系もいい動きを見せていた。ただ、中辻はほぼ節間チルト0.5度で乗っていたため、菊池がどう調整するかには注目したい。同じく前節の内堀学が仕上げた9号機は坂本雄紀の手に渡り、こちらも初日から注目だ。 また、林美憲が優勝した20号機は梅原祥平がゲットしたものの、乗り手が事故パンなのが痛い。他では中村栄治、村上宗太郎、加藤翔も快速候補で、レースでの気配をチェックしておきたい。
マクール