K-POPグループ・n.SSign、笑いと感動のファンミーティングレポート<n.SSign JAPAN FANMEETING ‘Happy &' produced by ABEMA>
韓国のグローバルボーイズグループ・n.SSignが、5月15日に東京・豊洲PITにて、ファンミーティング「n.SSign JAPAN FANMEETING ‘Happy &' produced by ABEMA」を行った。 【写真】借り物競争で会場のファンのお手製うちわを借りてポーズをとるカズタとロレンス ■半年ぶりの単独イベントにファン歓喜 日本での単独イベントとしては、昨年11月の有明アリーナコンサート以来半年ぶり。内容を変えた構成で昼夜2公演を行い、彼らの来日を待ちわびていたCOSMO(n.SSignのファンの名称)たちを楽しませた。 第2部(夜公演)は、日本デビュー曲の「NEW STAR」でスタート。サビで大合唱するCOSMOたちに「みんな元気だね!」とメンバーも驚くほどアツさ爆発の始まりとなった。そんなCOSMOに元気をもらったメンバーたちは、ハイテンションで1人ずつ自己紹介。そのたびにさらに大きな歓声が起き、MCの古家正亨氏も「1部もメッチャ盛り上がったけど、2部もホントにアツい!」とビックリしていた。 ■「ミスターn.SSignコンテスト」開催! 今回のファンミーティングは、テレビ朝日の公式youtubeチャンネル「動画、はじめてみました」内の「動はじK-POP部」とのコラボ企画があり、1部では「大運動会」が行われたのだが、2部では「動はじK-POP学校 Happy & 大文化祭」と称し、「ミスターn.SSignコンテスト」を開催。 1回戦は、カッコよく登場してポーズを決めた後、ボトルフリックか巨大けん玉を選んで、一発で成功させればOK。メンバーたちはムーンウォークをしたり、上着を脱いで腕の筋肉を強調したり、フードを被ったり…と思い思いのカッコよさをアピールしながら登場し、客席から萌えまくった歓声があがったり、過剰なアピールに笑いが起きたり、と大盛り上がり。 ミッションの結果は、カズタ、ジュニョク、ソンユンがけん玉を成功させ、ボトルフリックはヒウォン1人が成功した。4人の中から、「動はじK-POP学校」の担任役の林美桜・テレビ朝日アナウンサーが独断で、カズタとソンユンを決勝進出者に決定した。 決勝戦は、林アナの“妄想胸キュンシチュエーション”を演じて、会場のファンをよりドキドキさせた方が優勝、との事。お題のシチュエーションは、“三角関係”。親友同士のAとB、そして2人が密かに想いを寄せる幼なじみのC子の3人で文化祭を楽しんでいたが、彼女を巡ってバトルが勃発!という内容。途中途中で林アナから出されるカンペの指示に従いながら演技をして、ストーリーを進めていく。制限時間は2分間だ。 ■カズタとソンユンがヒウォンを取り合い!? C子役は誰が…?となった時、林アナがヒウォンを指名。恥ずかしいミニコントから逃れられたと安心しきっていた彼は、突然の抜擢&女子役にテンションだだ下がり。だが、ミッションが始まると意外に乗り気で女子役を演じていた。 三角関係の設定だったが、スタートからソンユンとヒウォンは手を繋いでいてイチャイチャ。カズタはすっかり蚊帳の外の雰囲気…。損な役回りになってしまった彼に“壁ドン”の指示で見せ場を与えたが、結局ソンユンに取られる始末。優勝者を決める会場の拍手はヒウォンが一番となり、カズタは「ちょっと待って」とクレームを唱えたが聞き入れてもらえず、納得がいかない様子だった(笑)。 ■メンバー同士、手紙で感謝の気持ちを… 「Love,Love,Love Love Love!」と「FUNK JAM」を披露した後は、「ありがとうで探し出せ!このLoveだーれだ?」コーナーに。これは、それぞれ、他のメンバーへの感謝の気持ちを手紙に書き、それが誰に宛てたモノかを当てる、というもの。手紙の内容は、感動的なものから「いつも皿洗いしてくれてありがとう」といったライトなものまで様々。 そして、手紙を宛てたメンバーが明かされた後、そのメンバーに面と向かって想いを伝えた。普段から感謝の言葉を伝え合っている彼らだが、改めて1:1で尊敬してる点や感謝を述べるとなると、どこかぎこちなく、伝えられる方も、テレたり、感無量の表情で聞き入ったり…。熱いハグやグータッチで想いに応えるメンバーもいた。その中で、リーダーのカズタは、ソンユンから「リーダーは簡単な事じゃない。兄さんがいなかったら、n.SSignもいなかった」と、最大の感謝を伝えられて思わず涙…。会場から温かい拍手が沸き起こった。 n.SSignの関係は、ヒウォンがハンジュンに「友だち」と言ったように、ただの“メンバー”ではなく“友”でもあるのだ。彼らには、お互いをリスペクトして思いやり、辛いときには寄り添う“絆”がある。これはn.SSignの大きな強みだ。その事を改めて感じるコーナーだった。 ■最後まで凄まじい熱気の中、90分のイベントが終了 誰もがハッピーな気持ちになったところで、「Happy &」をパフォーマンス。続けて、韓国デビュー曲の「Wormhole」をロックバージョンで披露。重厚さが加わり原曲とはまた違ったイメージのカッコよさ。COSMOのかけ声もひときわ大きくなり、凄まじい熱気の中で、ラストソングが終了した。 ヒウォンは、歌いながら昨年9月にこの豊洲PITでファンミーティングをした事を思い出していた、と言い、「あの時は“ついにデビューしたんだな…”と感じながら歌ってたけど、今日、カムバックして(同じ場所で)また皆さんに『Wormhole』のステージをお見せする事ができて、とても幸せでした」と感慨深げに語った。 そして最後にカズタが「韓国で3ヶ月ほどカムバック活動をして、久しぶりに日本に戻ってきたんですけど、たくさん寂しい想いをしましたよね?『Happy &』を始め、3つタイトル曲をやっと皆さんに披露する事ができて、本当に良かったです」と、ファンに感謝の気持ちを伝えた。 あっという間に90分が過ぎ、お別れの時間に。メンバーはステージの端から端まで移動しながら会場のCOSMOたちに手を振ってファンサービス。何度も「ありがとう!」と言いながら去って行った。 このファンミーティングの模様は、1部2部共に「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて、6月14日(金)夜11時59分まで視聴可能だ。 ■終了後 記者会見レポート ――韓国でのカムバックタイトル曲の「FUNK JAM」を日本で初披露した感想は? カズタ 僕たちの楽曲の中では、唯一セクシーな要素も入っていて、ボク的には一番リアルに表現しやすい曲なので、今回、日本のCOSMOの皆さんにお見せする事ができて、嬉しく思っています。 ヒウォン この曲はボクたちが今まで歌った事のないジャンルだったので、ある意味挑戦でした。でも、レコーディングの時も振付の練習をする時も、皆で楽しんでできたし、完成したMVを観て、「上手くできたね!」ってメンバー全員、満足しました。だから、ボクたちも愛情を持ってる楽曲なんですけど、COSMOの皆さんも気に入ってくれたようで良かったです。 ――「動はじK-POP部」の収録もありましたね。 ジュニョク 1部では、すごく久しぶりに運動会をやって、学生時代を思い出しました。スタッフの皆さんがたくさん準備してくださったので、ボクたちのいろんな姿をCOSMOの皆さんに見ていただけて、良い時間になったと思います。 エディ 運動会的なゲームは、初めての経験だったんで、新鮮で楽しかったです。COSMOの皆さんの反応も良くて、今日の事は忘れられない良い思い出になりました。すごく幸せでした。 「KCON JAPAN 2024」にも初出演しましたが、いかがでしたか? カズタ 沖縄にいた頃から、「KCON」はずっと見ていたので、「KCON」って書いてあるマイクを持った時に「オレ、KCONに出てるんだ!」って思っちゃいました。そして、大きなイベントでボクらが委縮しないように、COSMOの皆さんが応援に駆けつけてくれて、大きな歓声でボクたちに自信を持たせてくれたので、今後もっともっと大きなステージに行っても、ボクたちのそばにはCOSMOがいるんだな、と思えました。 ロビン 初めての「KCON」だったので、すごく緊張したし心配だったけど、COSMOの皆さんがいたからメッチャ嬉しかったです。そして、他のグループのファンの方にもn.SSignのステージを見せる事ができたので、次はボクたちのファンとして来てくれたら嬉しいな、と思いました。 ロレンス 昔から見てたイベントに参加できてすごく光栄でした。次は、日本だけでなく海外のいろんな国の「KCON」に出てみたいです。 ――「青春スター」(n.SSignが生まれたオーディションサバイバル番組)から2年経ちましたが、この2年間で変化や成長したところは? ソンユン 「青春スター」に出ていた時は、メチャクチャ緊張して、間違えた事もいっぱいあったし余裕が1つも無かったけど、今はメンバーと一緒にいて、いっぱいコンサートもして余裕もできて…何か自由になりました。(n.SSignは)お家みたいな感じになりました。 ジュニョク 「青春スター」の時は、勝つために努力をしてたけど、今は観客の皆さんに喜んでもらうには…と考えるようになりました。そんな心構えが成長したところかな、と思います。 ――2004年後半は、どんな活動をしたいですか?また、今後日本でやってみたい事は? カズタ ボクたちは韓国で1位を獲った事が無いですし、韓国での単独公演もまだです。日本では、去年、有明アリーナでコンサートをしましたが、全国ツアーではなかったし、成し遂げてない事がたくさんあるんで、1つ1つ(階段を)上がっていきたいんですけど、まずは韓国の音楽番組と日本のORICONチャートでの1位獲得が目標です。そして、もっともっと人気者になって、ドーム公演や「紅白歌合戦」などの大きなステージに立ちたいです。 ハンジュン 今までも日本では様々な活動をさせてもらいましたが、ボクもやはりドームコンサートをしたいです。そして、「紅白歌合戦」にも出たいです。 エディ USJに行きたいです。 全員 (大ウケ) カズタ ハンジュンが(やりたい事を)全部言ってくれたからね(笑)。 ヒウォン ボクたちはシングル「NEW STAR」で日本デビューしましたが、次は日本のオリジナルアルバムを発売したいです。 全員 パチパチパチパチ(賛成の拍手) ――日本のCOSMOにメッセージをお願いします。 ソンユン ボクたちにとって、今回の会場の豊洲PITには、メッチャいい思い出が元々あったけど、ファンの皆さんが今日もいい思い出をたくさん作ってくれて感謝してます。これからもn.SSign、ガンバります。大好きです。 ハンジュン 昨年は有明アリーナでコンサートができるように力を貸してくれて、本当に感謝してます。そして、ファンミーティングもこんな大きな会場でできるようにしてくれて、本当にありがとうございます。ボクたちがこれまで「好きだよ」「愛してるよ」ってたくさん言ってきたから、その気持ちをCOSMOの皆はわかってくれてますよね。いつも最善を尽くす姿で皆さんの愛に応えていきたいです。アリガトウゴザイマス。 ロビン 今回のファンミーティングで、また良い時間を過ごせました。本当にありがとうございます。これからもn.SSignはガンバりますので、期待しててください。大好きです。 ◆取材・文=鳥居美保
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