記念撮影する剤盛堂薬品のみなさん

2024年度の文部科学大臣表彰で、和歌山県内の受賞者への表彰伝達式が、4月24日、和歌山県庁で開かれました。 今回、県内では、創意工夫功労者賞に和歌山市の剤盛堂薬品の社員・奥村直美さん、笠松沙希奈さん、中河拓也さん、それに村上裕紀さんの4人が選ばれました。 この日、県庁に創意工夫功労者賞を受賞した剤盛堂薬品の4人が訪れ、大川伸也商工労働部長から文部科学大臣からの表彰状が伝達されました。 このうち、チューブ状の軟膏剤が固まって出にくくなっていた商品の改良に成功した奥村さんと笠松さんは「お客様のご要望に何とか応えようと、軟膏剤の改良に地道に時間をかけて取り組み、解決できて本当に良かったです」と喜びを語りました。 また、中河さんは錠剤の製造の効率化に、村上さんは胃腸薬の製造の効率化に貢献しました。 また、地域の中小企業などで優れた技術を開発した人に贈られる科学技術賞・技術部門では「乳酸発酵ハナビラタケ」などキノコ栽培の技術を開発した株式会社かつらぎ産業（橋本市高野口町）の久保貴弘社長と、「金芽米」を開発した東洋ライス株式会社（和歌山市）の雜賀慶二社長が、それぞれ表彰されました。