「最高の夏をありがとう」相次ぐ逆転劇、終盤の粘り…魅せた神村魂 夏の甲子園2年連続4強、市民ら出迎え いちき串木野
第106回全国高校野球選手権大会で2年連続4強入りを果たした神村学園高ナインが22日、いちき串木野市の同校に戻った。生徒や市民ら約300人が拍手で出迎え、健闘をたたえた。 【写真】〈関連〉出迎えを受け、記念撮影する神村学園ナイン=22日、いちき串木野市の同学園
「最高の夏をありがとう」の横断幕が掲げられ、神村慎二理事長が「みんないい顔で帰って来た。プレッシャーもあったと思うが、感動をありがとう」とねぎらった。 小田大介監督は「たくさんの方々から勇気やエネルギーをいただき、力になった」と地元の応援に感謝。川下晃汰主将は「ベスト4は正直悔しいが、1、2年生が優勝して晴らしてほしい」と後輩に悲願を託した。 甲子園のアルプス席から演奏で選手を後押しした吹奏楽部3年の川内那菜副部長は「神村魂を見せてくれた。私たちも負けないように全国での金賞を目指したい」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島
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