広島・新井貴浩監督

■プロ野球　広島1ー8巨人　（28日　マツダスタジアム） 広島は巨人に大敗、眼前で阿部監督の胴上げを許した。1953年9月以来71年ぶりとなる球団ワースト月間最多19敗目（5勝）を喫して9月1日に最多14あった貯金から借金1、3位・DeNAと1ゲーム差となった。セ・リーグ月間最多は過去、4度ある20敗。先発・森下は6回途中8安打3失点で自身6連敗で10敗目、投手陣は被安打16で8失点。打線は7安打で菊池のタイムリーの1得点 先発・森下は中5日で今季23度目の登板、試合前まで10勝9敗、防御率2.46。前回の9月22日・中日戦（バンテリンD）は6回を6安打2失点で負け投手、自身5連敗中。今季の巨人戦は6度目、2勝1敗、防御率3.90だった。 森下は1回2死から吉川に左安打、岡本和に二安打で一・二塁とするも自らの牽制で二塁走者・吉川を刺し、ピンチを脱する。 スタメンは1番センター・秋山、2番ショート・矢野、3番サード・小園、4番キャッチャー・坂倉、5番ライト・田村、6番セカンド・菊池、7番レフト・末包、8番ファースト・韮澤、9番ピッチャー・森下のオーダーを組んだ。 巨人の先発・菅野は今季の広島戦は3度目、2勝0敗、防御率0.87でセ・リーグの対戦球団別では最も相性が良かった。 1回、秋山の遊ゴロを門脇が失策し出塁、だが矢野は犠打失敗の捕飛、小園は二ゴロ併殺打に終わった。 森下は2回、先頭・坂本に右安打も浅野を二ゴロ併殺打に打ち取り無失点で切り抜ける。 2回の攻撃も先頭・坂倉が右中間にツーベースも田村は左飛、菊池と末包は中飛と走者も進められず。 森下は3回、先頭・吉川に左安打、岡本和を捕邪飛、自身の暴投で1死二塁に。坂本を左飛も浅野に右安打で2死一・三塁とされ門脇にライトへタイムリーを飛ばされ1点を先制される。 4回の攻撃で先頭・矢野が左安打、小園は二ゴロで走者が入れ代わり。小園が二盗、坂倉が右安打で1死一・三塁とすると田村は投ゴロも菊池がレフトへタイムリーを運び、1ー1の同点に追いつく。 打線は5回、先頭・韮澤は中安打、森下の犠打で1死二塁も秋山は右飛、矢野は空振り三振で勝ち越せない。 森下は6回、先頭・吉川に左安打、岡本和に左中間にタイムリーツーベースを弾き返され1ー2となる。坂本を三ゴロに打ち取り、森下はアクシデントで降板。代わった2番手・森浦が1死三塁で浅野を空振り三振、門脇を申告敬遠で小林にライトへタイムリーを落とされ、1ー3となる。 6回の攻撃は菅野に小園が中飛、坂倉が二ゴロ、田村が空振り三振とクリーンナップが三者凡退に終わる。 7回は3番手・黒原が先頭・丸に四球、オコエの犠打で1死二塁、吉川に右安打で一・三塁から岡本和に左中間に2点タイムリーツーベース、途中出場・増田大にもタイムリーツーベースを許し、1ー6となった。 7回も菊池、末包、韮澤が出塁できない。8回は4番手・玉村が小林、菅野、丸を三者凡退に抑えた。 8回も菅野の前に途中出場・林は空振り三振、秋山は右安打、矢野は遊ゴロ、小園も遊ゴロに打ち取られた。 9回も玉村が続投、坂本と増田大にタイムリーを浴び、1ー8と大きくリードを広げられた。9回の攻撃も二俣が2死から安打も無得点に終わった。