年代別で1位に浮上! 異常なペースでホールインワンを量産する「黄金世代」 第一号は誰? 最多達成者は?
黄金世代22個目のホールインワンは高木優奈が達成
1998年度生まれの黄金世代が新たな記録をつくった。「リゾートトラストレディス」初日に高木優奈が達成したホールイワンが国内ツアーおける黄金世代の通算22個目。学年別ホールインワン数で単独1位に立ったのだ。 【動画】黄金世代22個目のエース! 高木優奈が魅せた“完璧”ホールインワン これが実際の映像です 昨年のプロテストに合格し、ようやく“日本女子プロゴルフ協会会員”としてのスタートを切った高木が「リゾートトラストレディス」初日の8番ホール(165ヤード)でホールインワンをやってのけた。
練習を含めれば2回目で、ツアーでは自身初。そんな記念のボールをその後も使い続け、2ホール後の10番ホールで池ポチャしてしまうというオチまでついた。 高木は1998年5月生まれで、黄金世代の一員である。ツアー史上最年少(当時)で優勝した勝みなみに始まって高校3年で「日本女子オープン」を制した畑岡奈紗、「全英女子オープン」でメジャーチャンピオンになった渋野日向子ら華々しい活躍をしてきた同級生の中では地味な存在かもしれないが、今回のホールインワンがきらびやかな黄金世代に新たな記録をもたらした。 先々週の「ブリヂストンレディス」最終日に吉本ひかるが黄金世代通算21個目のホールインワンを決めて学年別(対象は日本選手)のホールインワン数で最多の1987年度生まれに並び、高木の一撃で抜き去ったのだ。 1987年度生まれは有村智恵の6個を筆頭に笠りつ子が4個、服部真夕が3個など。有村は女子ツアーで唯一アルバトロスを2度達成したことがある選手で、2度目のアルバトロスを決めた2011年の「スタンレーレディス」初日には同一ラウンドでホールインワンまで決める奇跡を起こしている。 この1987年度生まれの通算21個目、今のところ最新のホールインワンを決めたのも有村。2023年の「KKT杯バンテリンレディス」でこの学年が36歳になるシーズンだった。 黄金世代は今年が26歳になるシーズン。10年も早く最多記録を保持していた1987年度生まれに追いつき、追い越したのだから、そのスピードは驚異的である。