アジア映画を大阪で6カ月連続特集、「何も知らない夜」や韓国アニメーション傑作選など
アジアの短編映画を中心とした全6回の連続上映企画「OSAKAシネマスケープ2024」が、2024年9月から2025年2月にかけて大阪・大阪中之島美術館ほかで開催される。このたび6プログラム・17作品のラインナップが明らかになった。 【画像】山形国際ドキュメンタリー映画祭の大賞作品「何も知らない夜」も上映 2025年3月に開催される第20回大阪アジアン映画祭の関連イベントとして、6カ月にわたって行われる本企画。山形国際ドキュメンタリー映画祭2023で大賞を受賞したインド・フランスの合作ドキュメンタリー「何も知らない夜」、第28回あいち国際女性映画祭で上映された中国映画「楽園」などがラインナップに並んだほか、ラグワドォラム・プレブオチルの監督作「9月の雪」が日本初上映される。また過去の大阪アジアン映画祭で高く評価された作品として、2017年の金馬奨でも最優秀短編賞を受賞したリー・イーシャンの監督作「亮亮と噴子」、当時学生だったオ・ジョンソンが手がけた韓国映画「イニョンのカムコーダー」の再上映も決まった。 そのほか大森亜璃紗が手がけた「四人姉妹」、坂本ユカリが監督を務め小川あんらが出演した「レイのために」、磯部鉄平による「予定は未定」の邦画3本がスクリーンにかけられる。10月には、韓国インディペンデントアニメーション協会の協力により「花開くコリア・アニメーション」の傑作選、11月には大阪・テアトル梅田で「香港映画祭2024 Making Waves - Navigators of Hong Kong Cinema 香港映画の新しい力」が開催される予定だ。 チケットは1プログラムにつき一般が税込1000円、22歳以下が500円。teketでオンライン販売されるほか、会場の窓口でも各上映日の12時30分から購入することができる。「香港映画祭2024 Making Waves」は同映画祭の公式サイトで後日詳細を発表。全ラインナップ・スケジュールは下記の通り。 ■ OSAKAシネマスケープ2024 □ 9月プログラム 2024年9月29日(日)13:00~ / 15:10~ 大阪府 大阪中之島美術館 <上映作品> ・何も知らない夜 □ 10月プログラム 2024年10月26日(土)13:00~ / 15:10~ 大阪府 大阪中之島美術館 <上映作品> ※花開くコリア・アニメーション傑作選 ・ラブリーガール ・乾電池パパ ・消えゆくものたち ・呪う少年 ・肉食もやし ・我々の2 ・砂漠の箱舟 ・喪失の家 ・星が輝く夜に □ 11月プログラム 2024年11月9日(土)~11日(月) 大阪府 テアトル梅田 <上映作品> 香港映画祭 Making Waves2024 大阪上映 □ 12月プログラム 2024年12月28日(土)13:00~ / 15:10~ 大阪府 大阪中之島美術館 <上映作品> ・楽園 ・イニョンのカムコーダー ・四人姉妹 □ 1月プログラム 2025年1月18日(土)13:00~ / 15:10~ 大阪府 大阪中之島美術館 <上映作品> ・9月の雪 ・レイのために □ 2月プログラム 2025年2月15日(土)13:00~ / 15:10~ 大阪府 大阪中之島美術館 <上映作品> ・亮亮と噴子 ・予定は未定