ソン・ジュンギからヒョンビンまで、韓国旅客機事故の影響うけ映画・ドラマのイベントが相次いで中止に
済州(チェジュ)航空旅客機事故で国民が哀悼している中、新しく公開されるドラマや映画の広報イベントが相次いで中止となっている。 30日、映画「ボゴタ」関係者は「1月1日に行われる予定だった『ボゴタ』の舞台挨拶は、やむを得ず中止となった」と告知し、「出席を予定されていた方々のご理解をお願いしたい」とチケットキャンセルに関する案内を伝えた。 31日に韓国で公開される「ボゴタ」は、1月1日を皮切りに4日と5日にも舞台挨拶が予定されていた。4日と5日の舞台挨拶の日程の変更はまだ決定していない。 キム・ヘス主演のDisney+のオリジナル韓国ドラマシリーズ「トリガー ニュースの裏側」は、1月3日午前10時30分よりCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで行われる予定であったマスコミ向け試写会を中止すると明らかにした。 関係者は「航空機事故による犠牲者と遺族の方々に深い哀悼と慰めを伝える」とし、「マスコミ向け試写会に代わって1、2話のレビュー上映を行う予定だ」と伝えた。 また、1月3日(金)午後2時にソウル陽川(ヤンチョン)区木洞(モクトン)SBSホールで行われる予定であったハン・ジミン&イ・ジュニョク主演の「私の完璧な秘書」の制作発表会もキャンセルとなった。 同日SBSはキャンセルの発表と共に「犠牲者と遺族に深い哀悼と慰めの気持ちを伝える」とコメントを残した。 制作発表会は中止となったが、放送はこれまでの予定通り1月3日午後10時からスタートする。 さらに、ヒョンビンが出演している映画「ハルビン」も31日、1日に予定されていた舞台挨拶などの広報イベントの中止を発表した。ただし、4日と5日に予定されている2週目の週末舞台挨拶は、観客との約束を守るために行うという。関係者は「この日の舞台挨拶も哀悼の意を忘れず、静かに行われる予定だ」と発表した。 29日午前、全羅南道(チョルラナムド)務安(ムアン)国際空港では、タイ・バンコク発の済州航空7C2216便が滑走路に着陸を試みる過程で、外壁と衝突し、機体が爆発して炎上する事故が発生した。事故を受けて、韓国政府は務安郡を特別災難地域に指定し、来年1月4日までの7日間を国家哀悼期間に定めた。
キム・チェヨン