ヨーカドー姉崎店、来年2月閉店へ 「人流変わってしまう」「なくなるのは困る」地元に衝撃、惜しむ声
セブン&アイ・ホールディングスは28日、傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂の「イトーヨーカドー姉崎店」(市原市)を来年2月に閉店する予定と発表した。姉崎店閉店の一報に地元では衝撃が広がり、残念がる声が相次いだ。 1980年に市原市姉崎の市街地に開店し、JR姉ケ崎駅周辺の商業施設の中心的存在として、地域との連携にも力を入れてきた同店。コロナ禍前までは市原商工会議所と協力してマルシェを毎月開催するなど、駅前のにぎわいを創出する取り組みに協力していた。 同商議所の関係者は「地元の商店や飲食店は長年、イトーヨーカドーとともに商売をしてきた。駅前の人流が変わってしまうのでは」と影響を懸念。同店を訪れた同市青葉台の主婦、小林由美乃さん(54)は「食料品は品質が良いので利用する。近くになくなるのは困る」と困惑していた。