クレカ契約解除を理由にサービス停止中の漫画配信サイト「マンガ図書館Z」再開に向けてクラファン実施へ
漫画配信サイト・マンガ図書館Zが12月31日、サービス再開に向けたクラウドファンディングを実施すると公式Xで発表した。 【画像】クレカの表現規制問題、コミケ代表も言及 同サイトは惜しまれながら、11月26日12時にサービスを停止。サービスの停止を発表した際には、「非営利団体への移行やクラウドファンディングなども検討」するとしていた。 クラウドファンディングの詳細は決定次第告知される。
絶版/電子化未対応の作品を中心に無料配信していたマンガ図書館Z
マンガ図書館Zは、絶版および電子化されていない作品を中心に無料で配信していた漫画配信サイト。運営は株式会社Jコミックテラス。 『ラブひな』や『魔法先生ネギま!』で知られる漫画家で参議院議員の赤松健さんが、前身となるサービス「Jコミ」を2010年に開始。 マンガ図書館Zと改称して以降も絶版となった漫画を中心に広告を付けて配信するスタイルを取り、広告収益を作家へ還元していた。 サービス停止に至った経緯は公式サイトで触れられており、カード会社の判断によって決済サービスの契約を2024年10月末で解約せざるを得ない状況となったのがはじまり。 これを受けて資金繰りなどを協議し、運営の立て直しに奔走したものの、「作家様への還元ができなくなるようなサイト運用を続けることは、結果的に作家様、ユーザ様からの信頼も裏切ることになる」として、サービスの停止を決断していた。
マンガ図書館Zからのクラウドファンディング告知文
【お知らせ】 マンガ図書館Zは早期の再開を目指し 来年クラウドファンディングを開始いたします。 現在各所から応援の声をいただき再開の道は見えてまいりましたが 未だ状況は厳しくご支援を募ることとなりました。 詳細は決まり次第お知らせします。 皆様にとって2025年が良い年になりますように!マンガ図書館Zの公式Xから
Honda Yuuki