清水が延期試合を制してJ1自動昇格&J2逆転優勝へ前進! 徳島はホームで先制するも悔しい逆転負け
[9.18 J2第29節延期分 徳島 1-2 清水 鳴門大塚] J2第29節延期分が18日に行われ、暫定2位の清水エスパルスはアウェーで同12位の徳島ヴォルティスに2-1で勝利した。後半に先制を許したが、2ゴールを奪って逆転。2連勝を飾り、6戦負けなし(5勝1分)とした。首位横浜FCとのポイント差は4から1へ。また、J1自動昇格圏外の3位V・ファーレン長崎との勝ち点差は11に広がった。 【写真】Jリーグ歴代最強の助っ人…元浦和エメルソン氏の現在の姿に反響「うおお」「随分…」 先月末に台風10号の影響で延期となっていた一戦。スコアレスで前半を折り返すと、後半18分に徳島が均衡を破った。 MF岩尾憲のパスをFWブラウンノア賢信がワンタッチで縦に流し、DFを背負って受けたFW村上悠緋がキープからフリーのMF鹿沼直生へ。ペナルティエリア中央に入った鹿沼は右足で豪快なシュートを突き刺し、2試合連続となる加入後2ゴール目を挙げた。 だが、後半26分に清水が同点に追い付く。DF高木践のパスを受けたFW北川航也が巧みなタッチから左足でシュート。相手にブロックされたボールがクロスバーに当たり、その跳ね返りをFWドウグラス・タンキがヘディングで押し込んだ。 D・タンキも2戦連発弾。さらに後半32分、MF乾貴士がペナルティエリア右から右足でクロスを送ると、ファーのD・タンキが再び頭でネットを揺らし、今季4得点目で2-1とした。 清水は敵地で鮮やかな逆転勝利。徳島はJ1昇格プレーオフ進出を狙う中、3試合ぶりの黒星を喫し、連勝が2で止まった。