岡田彰布監督（6月25日撮影、写真:時事）

◇プロ野球セ・リーグ　阪神6-5ヤクルト(2日、神宮球場) 阪神は初回に2点を先制されるも、3回に打者10人の猛攻で6点を奪い逆転。試合終盤に1点差に追い上げられましたが、優勝マジックを17に減らしました。 【画像】初回、ヤクルトの先頭・武岡龍世選手にヒットを許す先発・青柳晃洋投手 先発の青柳晃洋投手は初回、ヤクルトの先頭・武岡龍世選手にヒットを許すと、続く宮本丈選手には1球で送りバントを決められ、1アウト2塁のピンチを背負います。 その後アウトを1つ取るも4番・村上宗隆選手に3球目の甘く入ったカットボールを完璧に捉えられ、2点の先制を許します。 2点を追いかける阪神打線は3回、2アウト2塁の場面で近本光司選手がタイムリーを打ち、1点を返します。 さらに、続く中野拓夢選手が四球を選び2アウト1、2塁のチャンスを作ると、3番・小野寺暖選手がライトのラインぎりぎりに落ちる2点タイムリー3ベースを打ち、逆転に成功します。 さらに佐藤輝明選手がライトのポールに直撃する第16号3ランホームランも飛び出し、打者10人の猛攻で6点を奪います。 青柳投手は4回に1点を失ったものの、5回2/3を3失点の投球で7勝目を挙げました。 8回には4番手の岩貞祐太投手が1アウト2、3塁のピンチを招いたところで降板。5番手の石井大智投手がタイムリーと犠牲フライを打たれ、1点差に追い上げられます。 その後2アウト1、2塁のピンチを招きましたが、石井投手は濱田太貴選手を見逃し三振に仕留め、逃げ切りました。