市民サービス向上へ 生成AI開発企業と連携協定 群馬・館林市
業務の効率化と市民サービスの向上を図ろうと、群馬県館林市は、生成AI開発のスタートアップ企業とDX推進を目指す協定を1日結びました。 館林市役所で行われた協定の締結式には多田市長と、生成AIを開発するスタートアップ企業「ポリミル」の伊藤あやめさんらが出席しました。 この協定は、生成AIを活用して行政のデジタル化を進めることで、業務の効率化と市民サービスの向上を図ろうというものです。 協定によって、「ポリミル」が開発した行政向けの生成AIサービスを無料で活用することができます。 市の行政文書を検索し閲覧することができるほか、住民などから寄せられた地域課題に関する質問に対して、文献などを調査するなどしてより質の高い回答が可能になるということです。 市によりますと、自治体と生成AIの提供企業が協定を結ぶのは県内で初めてで、今後、定期的に市職員に対してサービスの利用方法について学ぶ研修会も実施します。