ラオニッチ 得意の芝で3ヵ月ぶり復帰、14本エースで初戦突破<男子テニス>
リベマ・オープン
男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)は11日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク197位のM・ラオニッチ(カナダ)が世界ランク37位のJ・トンプソン(オーストラリア)を6-3, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。 【大坂vsラメンズ 1ポイント速報】 元世界ランク3位で33歳のラオニッチは今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)2回戦を前に負傷棄権して以来、約3ヵ月ぶりの公式戦となった。 芝サーフェスは得意としており、2016年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではP・カレノ=ブスタ(スペイン)やJ・ソック(アメリカ)、D・ゴファン(ベルギー)、R・フェデラー(スイス)らを下し決勝に進出。最後はA・マレー(イギリス)に屈したものの、準優勝をおさめている。 この試合、ラオニッチは14本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。トンプソンに1度もブレークポイントを与えないプレーを見せると、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間29分で快勝となった。 2回戦では世界ランク85位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは1回戦で予選から出場している同201位のM・ヒュースラー(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第5シードのA・マナリノ(フランス)や第6シードのT・フリークスポール(オランダ)、第7シードのS・コルダ(アメリカ)らが初戦を突破している。