巨人 6投手零封リレーも打線沈黙でスコアレスドロー 坂本今季初2番で6の0「何とかしないと」
◇セ・リーグ 巨人0―0広島(2024年4月19日 マツダ) 巨人は延長12回の末、スコアレスドロー。今季2度目の引き分けに、阿部監督は「今日は(気持ち的には)勝ったね。とにかくピッチャー陣が頑張ってくれたので、それに尽きる」と6投手の無失点リレーを称えた。 戸郷は前回打ち込まれた広島を封じ、7回を4安打無失点。2勝目はならなかったが「0に抑えられたことが良かった」と振り返った。 打線は今季ワーストの4安打に終わり、投手陣を援護できなかった。最近4試合でわずか2得点。今季初の2番に座った坂本は6打数無安打、3三振。23打席ノーヒットとなり「打順はどこでも変わらない。何とかしないといけない」と話した。阿部監督は「今よりひどくなることはないと思うので、開き直ってやってくれたら」と復調に期待した。 マツダスタジアムでのスコアレスドローは15年ぶり。勝ちきれなかったが、負けなかった。杉内投手チーフコーチは「頑張ったね、凄いよ」と目を細めた。(川島 毅洋)