連覇を狙う宇部鴻城は宇部西―厚狭の勝者、下関国際は長門―宇部高専の勝者と初戦…高校野球山口大会組み合わせ
7月13日に開幕する第106回全国高校野球選手権山口大会の組み合わせ抽選会が22日、山口市小郡令和のKDDI維新ホールで行われ、56校53チームの対戦相手が決まった。
出場校数は前回と同じだが、チーム数は1チーム減となった。下関中等教育、高森、岩国総合、山口農西市は合同チームで出場する。シード校には昨夏と今春の県大会で優勝した宇部鴻城、春の県大会準優勝の西京など8校が選ばれた。
地区予選は絆スタジアム(岩国市)など4会場で実施。準々決勝以上の決勝大会は、7月22日から山口マツダ西京きずなスタジアム(山口市)で行われる。
県高校野球連盟の山県大輔理事長は「これまでの努力を信じて最後まで戦ってほしい」と語った。ユーピーアールスタジアム(宇部市)で選手宣誓する山口の田村朋也主将(17)は「支えてくれた人たちの思いに応えるために全力で野球をしたい」と意気込んでいた。
「みらい割」実施 未就学児の保護者無料
野球人口の減少を受け、小さな子どもたちに野球に興味を持ってもらおうと、県高野連は今大会の各会場で未就学児1人につき保護者1人の入場料を無料にする「みらい割」を実施する。
春季県高校野球大会に続く取り組みで、同大会では延べ182人が利用した。利用者はバックネット裏の前列座席「みらい割特別シート」に優先的に座ることができる。
入場料は各会場とも大人1000円、高校生100円、中学生以下は無料。