震度6強の大地震を想定…鳥取県庁で防災訓練 揺れから身を守る、迅速な初期消火など確認
山陰中央テレビ
職員の災害への意識を高めようと26日、鳥取県庁で大規模な地震の発生を想定した避難訓練が行われました。 26日に鳥取県庁で行われた避難訓練。「県東部で震度6強の強い地震が発生した」という想定で行われました。まず部署ごとに、職員がその場で「低い姿勢を取って頭を守り、動かない」安全確保の行動を取ったあと、避難の経路などを確認しました。また「強い揺れで給湯室から火が出た」と想定、職員が消防に通報し、庁舎内の消火栓を使って初期消火にあたりました。 この訓練は、県が災害への対応手順を確認するとともに職員の防災意識を高めようと、毎年、この時期に実施していて、26日は県庁舎のほか、県警本部などに勤務する職員など約180人が参加しました。 鳥取県総務部総務課・尾崎誠課長補佐: 災害というのは、いつ、どこで起こるかわからない。そういったことを頭の片隅に置きながら、日々業務にあたることが重要。 県庁は大規模災害の際に対応拠点となることから、県はこうした訓練などを通じて、職員1人1人の防災への意識を高めていきたいとしています。
山陰中央テレビ