WHOのメンバー「日本の介護現場を視察」スリランカ人の介護福祉士の活躍ぶりも見学《長崎》
NIB長崎国際テレビ
国際会議にあわせ、長崎入りしているWHO=世界保健機関のメンバーが、長崎市の介護事業所を訪問し介護の現場を確認しました。
長崎市古賀町の介護施設「王樹」を訪れたのは、WHOの保健政策に携わるクマナン・ラサナタン事務局長ら3人です。 3人は今週、保健システムリサーチグローバルシンポジウム=『HSR』出席のために長崎を訪れていて、22日は利用者が宿泊する部屋の様子や入浴方法などを確認していました。 王樹では、8人のスリランカ人が働いていてそのうち、30歳のニマーリ・ワットサラーさんは、今年から「介護福祉士」として活躍しています。 同じくスリランカ出身だというクマナンさんは…。 (クマナン事務局長) 「スリランカでも多くの高齢者がいる。こういうケアのニーズは高まっている。いつか彼らが母国に戻った時に、ここで培った技能や知識をスリランカのために使ってくれたらうれしい」 HSRには、世界112の国と地域の大学や国際機関などから1500人あまりが参加し、22日に閉幕しました。