「強い奴おれへんやん」亀田和毅が井上尚弥に物申す!? ”主戦”スーパーバンタム級に異論「俺やったら、すぐフェザー級に上げる」
「何のために防衛戦を重ねるの?」
将来のフェザー級転向が噂されるモンスターに思わぬ物言いがついた。 ボクシングの元世界2階級制覇王者の亀田和毅(TMK)が、自身のYouTubeチャンネルを更新。視聴者からの質問に次々と独自な回答をしていくなかで、かねて対戦を希望している世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)について気になる発言をした。 【画像】男たちの熱き戦いに華を添えるラウンドガールを特集! 亀田は視聴者から「井上尚弥選手が階級を上げてきたら、どういう戦い方で勝ちたいですか?」との直球質問に対し、「どういう戦い方って、まず上げてもきてないし。まだ分からへん」と困惑した顔を見せる。 しかし、「(井上選手は)まだ、ずっとスーパーバンタムでやるとか言うてるしな...」と答えたうえで、「俺が逆(の立場)やったら、すぐ上げるな」と断言。「だって、相手おれへんもん。強い奴おれへんやん、スーパーバンタムで。それをずっと防衛戦を重ねる...何のために重ねるの?って、俺はなるよな」と持論を展開。フェザー級転向に慎重な姿勢を貫く井上に異論を呈した。 自身は現在、IBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(米国)への挑戦を目指している。現在、スーパーバンタム級より上に日本人の世界王者はいない。それだけに、フェザー級以上には確かに大きな壁がある。 亀田は「バンタム、スーパーバンタムまでが日本人は多いけど、これ(フェザー級)以上になってくるとアメリカ人、イギリス人やら向こうの強いのがバンバン出てくるから、日本人には壁が厚いというのはあるわな」と言及。外国勢とのパワー差を認めつつも、「日本人のチャンピオンが15年ぐらい出ていない階級に挑戦できてチャンピオンになれるのは、やっぱ気合い入るよな」と強い意欲。自身が井上よりも先にフェザー級のチャンピオンに君臨することに目を光らせていた。 構成●THE DIGEST編集部