【M・A・Cのアーティストが教える】大人こそ取得したいファンデの効果を 最大限に生かすつけ方とチークの技
こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。 前回から、秋メイクを楽しめるM・A・Cの人気アイテムをご紹介しています。前回はスキンケア用ブラシと美容液、ブラシクレンザーを試しました。 【画像】美肌が一日続くと話題のM・A・Cのファンデーションを見る 今回は、美肌マニアの間で「うるおい感が長時間持続する」と話題の新リキッドファンデーションのつけ方と大人可愛いチークの入れ方をM・A・Cシニア アーティストの池田 ハリス 留美子さんに教わります。
●M・A・C史上最高のうるおいファンデ
まずは、ファンデーションのつけ方から。 試したのは、9月に発売されるや、「ツヤ肌が実現する」「うるおい感が長時間持続する」「薄づきなのにカバー感が半端ない」などと、とにかくとても評判の良い「スタジオ ラディアンス セラム ファンデーション」(全16色/30ミリリットル 7,260円/以下、アイテムは全てM・A・C)。 このファンデーションは、名前から想像できる通り、ファンデーションなのにセラム(美容液)なのです。つまり、成分の80%が美容液ベースなのだとか! それゆえに、「M・A・C史上最高の潤いリキッドファンデーション」「素肌から発光するようなつや肌へ仕上げる」という宣伝文句になっているのですが、なにが凄いって、それだけのツヤ感とうるうる感なのに、崩れにくいということです。しかも、薄づきなのにしっかりカバーしてくれるという優れものぶり。 では、オススメの塗り方を今回もM・A・Cシニア アーティストの池田 ハリス 留美子さんに教わっていきましょう。
●留美子さん考案の「つの字づけ」が使える!
今回は、指とブラシを使って塗ります。 ブラシは「#170 シンセティック ラウンド スラント ブラシ」(6,820円)を、ファンデーションは私の肌色に合わせて、N18を使用しました。 まずは、量から。 「量は、顔全体の使用で1プッシュ分です」(留美子さん、以下同) 留美子さんの方法では、最初に指を使います。出したファンデーションの半量をまず指に取り、指で「つの字づけ」します。 「つの字づけ」とは、どういうものかと言うと、頬の高い位置(黒目の下辺り)から唇の下辺りまで文字通り「つ」の字を描くつけ方です。なんとも斬新な方法ですが、これがナチュラルな美肌作りに効果絶大なのですよ! どうして良いのかと言うと、まずは単純にわかりやすいから。細かいことはすぐに忘れる私でも覚えていられましたし、簡単なので実践しやすいのです。 肝心の効果も絶大で、「つの字づけ」すると、いい感じの濃淡を自然につけることができるのです。具体的には、一番濃くのせるべきところ(頬骨)に自然に濃く色が入り、それ以外の薄くつけるべきところには、これまた自然なグラデーションで薄く入れることができるという、もの凄いテクニックなのですよ。 なぜ私がこの塗り方をこれほど絶賛しているかは、メイクを習った後の私の「街ショット」を見ていただければ、ご理解いただけるかもしれません。なにげなく撮影したものですが、頬や鼻筋に光が集まっているのがわかりますでしょうか? 今回はファンデーションしか習っていないので、コンシーラーやハイライトは一切使っていないのですが、それでもこれだけの自然なメリハリ! しかもクマもクスミも自然にカバーされているのですよ。凄い。 ただし光沢については、ファンデーションの後にマックの誇る超人気パウダー「M·A·C ミネラライズ スキンフィニッシュ」を使ったので、その効果もあるでしょう。とはいえ、自然な仕上がりに、「つ」が効果を発揮したのは間違いないと思います。 では、ファンデーションの塗り方に戻ります。 「つ」を描いたら、周辺にのばしていきます。そしてそのまま、額、鼻筋、目回り、口回りにも伸ばしていき、半顔を仕上げます。 次に残りの半量を指で取って、逆側にも、「つ(の逆)」を描き、ブラシで伸ばします。 その後、ブラシに残ったファンデーションで細かいカバーをしていくのですが、ここでも留美子さん考案の秀逸テクニックに感動しました。 鼻横や口元の凹んだ箇所と言いますか、「陰り部分」ってありますよね。私の場合は、この陰りが年々濃くなっていて深刻さは増すばかりなのですが、ここにファンデを追加で足してカバーするテクニックはよく聞きますよね。 しかし留美子さんの方法では、「ジャスト暗い部分」にファンデをつけるのではなく、少しズラした場所につけます。 「こうすると、能面のような凹凸のない顔にならずに、自然に暗さをカバーできるんです」ということなのですが、実際にそう仕上がったので、これまた「凄い」と感動しました。