大谷2戦連発“6月男”復調の兆し?古田解説「疲れが出る時期」“足vs肩”対決も…
■大谷は16号HR ドジャースは最多タイ記録
日本時間12日からは去年のワールドシリーズ王者、レンジャーズと3連戦。 1回、フォアボールで出塁すると、今シーズン15個目の盗塁に成功。 この後、1塁2塁となり、4番スミスの打球はレフトへ。ボールはフェンスに当たった後、レフトのグラブが押し込む形になり、3ランホームランで先制します。 6回の第4打席では、大谷選手に5試合ぶりの一発!打った瞬間、打球を見ながら確信歩き。本拠地ではおよそ1カ月ぶりとなるアーチにファンも総立ちです。これでリーグトップと2本差になります。 大谷選手のホームランを皮切りに、3番フリーマン選手(34)は左中間へ9号ソロ、さらに5番テオスカー・ヘルナンデス選手が17号2ラン。大谷選手を1本リードし、単独2位に浮上します。さらにさらに、8番ヘイワードにも一発が飛び出し、球団史上最多タイとなる1イニング4本のホームラン。 今シーズン最多の15得点で大勝です。
■“お得意様”相手に2試合連続の17号
日本時間13日は大谷選手にとってお得意様との対戦。レンジャーズの先発グレイ投手(32)に対して通算10打数4安打、2ホーマーとよく打っているんです。 1球もスイングすることなく迎えたフルカウントからの6球目でした。甘く入ったスライダーを一振りで仕留め、これでリーグトップへ1本差に迫ります。 一方、このままでは終われないワールドチャンピオン・レンジャーズ、チャンスでワールドシリーズMVPを2度獲得のシーガー選手(30)。痛恨の3ランを浴び、逆転負けを喫しました。
■大谷「(バッティング)もっと上げられたら」
日本時間14日は3打席ヒットなしで迎えた8回、一発が出れば逆転の場面で、空振り三振、5試合ぶりのノーヒットに終わり、チームも連敗です。 前日まで2戦連発も、これまで2度、月間MVPに輝いた6月でなかなか調子が上がらないバッティングについて質問が飛びました。(6月の成績 打率.191 3HR 6打点 ※14日終了時点) 大谷選手 「バッティング自体は浮き沈みありながら、シーズンが経つにつれて合ってくると思うので。4月の後半、5月は打っていましたけど、バッティングの感覚としてはすごくいいなという感じではなかったので。これからもっともっと上げていけたら、数字も、もちろんですけど、内容的に感覚的にもっと上げられたらいいのかなと思います」