10万本のヒマワリが満開 一戸、9月下旬まで
11日の岩手県内は、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で曇りや晴れとなった。一戸町中山の酪農業久保博さん(75)方の畑では、約10万本のヒマワリが満開となっている。 1ヘクタールの丘一面に広がる黄色い大輪が、初秋の陽光を浴びて咲き誇る。花期を長くするため7月に種をまき、今の時季に見頃を迎えている。 現地には県内外から見物客が続々と訪れ、盛んにカメラに収めた。二戸市福岡の会社員米沢晃さん(55)は「秋では珍しく、壮大な風景に毎年元気をもらっている」と笑顔で眺めた。久保さんによるとヒマワリは今月下旬まで楽しめる見通し。