カタール航空のサービスが贅沢すぎ! ミシュラン2つ星に個室スイートも ドーハで楽しむ「ウェルネスな旅」
カタールに誕生した本格的なウェルネス・リトリート「ズラル・ウェルネス・リゾート by チバソム」。ズラルはドーハの中心地から約1時間半離れた隔絶の地。その分、雑音なくウェルネスに専念できるのですが、せっかくカタールまでやってきたのだから、観光もしてみたい。滞在のうちの1日を、ウェルネスをお休みにして、ドーハ観光へ。せっかくカタールへ来たのだから、首都も見物しておかないと! 【画像】カタール航空のホスピタリティがすごい!シートを回転させて個室のようにすることが可能。
ウェルネス旅、伝統療法で癒やされたあとは異国情緒漂うドーハを観光!
最初に向かったのは、今のカタールの勢いを感じる「ザ・パール」。ウェストベイ地区に建造された、400万平方メートルもの人工島です。“アラビアのリビエラ”と称されるマリーナはどことなく地中海風。ホテルや高級ブティック、5つ星レストランが集まっています。 カタール最大の文化プロジェクト「カタラ文化村」では、精緻なモザイク模様や鳩の塔など、この国が培ってきた文化を礎とする建築を見学。21ハイ・ストリートではフランスのデパート「ギャラリー・ラファイエット」でお買い物も楽しめます。 ランチに立ち寄ったのは、カタラ・クラブ屋上の「ボーホー・ソシアル」。数々の賞に輝くポール・ビショップが手掛けたインテリアは、色にあふれたボヘミアン・シック。メニューは、中東料理はもとよりアジアやアメリカ、南ヨーロッパ料理などバラエティ豊か。 中東の風情を味わうならば、アル・スーク地区にある活気に満ちた市場「スーク・ワキフ」へ。100年前に貿易市場があった場所に建てられたもので、細い路地をさまようと、タイムトリップした気分に。手工芸品やスパイス、幾何学模様のランプ、お香など中東らしいものを売る店が軒を連ねており、お土産探しにおすすめです。
“砂漠のバラ”をモチーフにした建築も見どころ
世界的な建築家が手掛ける建築も見どころの美術館や博物館へ。「イスラム美術館(MIA)」は、ルーブル美術館のガラスピラミッドで有名なI・M・ペイによる幾何学立体の建物が印象的。7~19世紀のイスラム文化圏(中東やアジアなど)から収集されたコレクションが展示されています。 プリツカー賞受賞建築家であるジャン・ヌーヴェルが“砂漠のバラ”をモチーフに設計したのが「カタール国立博物館(NMoQ)」。インパクト大な建物の中には先史時代から現代にいたるまでの、カタールの歩みが展示されています。 ディナーには、カタール国立博物館の4階にあるフランス料理界の巨匠アラン・デュカスのレストラン「ジワン」はいかがでしょう? カタールの自然や海辺の豊かな伝統を一皿に落とし込んだ料理は、フランス料理というよりカタールの地元料理。古代ベドウィンが調理に使った手法が取り入れられており、従来とはひと味違うカタール料理が楽しめます。 1日にこれだけ詰め込むと、ズラルへ戻った時はさすがに深夜でしたが、駆け足ながら、カタールで今見ておきたいスポットを回ることができました。